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棋聖戦第3局 相矢倉 佐藤が新構想
佐藤康光棋聖(棋王)に羽生善治名人(王座・王将)が挑戦している産経新聞社主催の将棋タイトル戦「第79期棋聖位決定五番勝負」の第3局は、佐藤2連勝のあとを受けて2日午前9時から兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」で指し始められた。持ち時間各4時間の1日指し切り制。立会人は小林健二九段と畠山鎮七段。
ホテル最上階(11階)にある対局室からは、眼下に穏やかな海が広がる。あいにくの曇り空だが、両対局者はさわやかな表情で入室し、静かに駒を並べて黙想。「定刻になりました」という小林九段の合図で、決戦の第3局が始まった。
注目の戦型は先手羽生の▲7六歩に対し、佐藤が△8四歩と指し、「本格的な矢倉戦かな」と小林九段。前夜祭ではプロ棋士の誰も予想しなかった展開だ。
このあとスラスラと駒組みが進み、相矢倉の戦型に。「(相矢倉は)最近のタイトル戦では少ない。2連勝している佐藤さんが受けてたった形です」と畠山七段。
21手目▲3七銀で、羽生は攻勢を重視した形を決めた。佐藤は居玉のまま9筋の端を△9四歩、△9五歩と2手進め、さらに36手目△5二玉と“新構想”を見せ、控室に驚きの声が上がった。
この後は長考の応酬となり、41手目羽生が考慮中に昼の休憩に入った。
熱戦の模様はMSN産経ニュースでライブ中継している。
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先▲名人 羽生善治
△棋聖 佐藤康光
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀
△3四歩 ▲7七銀 △6二銀
▲5六歩 △4二銀 ▲4八銀
△5四歩 ▲7八金 △5二金右
▲6九玉 △4四歩 ▲5八金
△4三金 ▲7九角 △3三銀
▲3六歩 △3一角 ▲3七銀
△6四角 ▲6六歩 △7四歩
▲6七金右△3二金 ▲6八角
△9四歩 ▲7九玉 △9五歩
▲8八玉 △7三桂 ▲2六歩
△8一飛 ▲2五歩 △5二玉
▲1六歩 △1四歩 ▲1七香
△5三角(40手まで)

