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【第79期棋聖戦五番勝負第1局】佐藤「馬がうまく使えました」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:囲碁・将棋
佐藤康光棋聖(棋王)に羽生善治王座・王将が挑戦する産経新聞社主催の将棋タイトル戦「第79期棋聖位決定五番勝負」の第1局は、11日午前9時から新潟市岩室温泉「高島屋」で行われ、午後7時16分、114手までで後手の佐藤が先勝し、7連覇に向けて好スタートを切った。持ち時間各4時間の1日指し切り制。残り時間は両者とも1分。第2局は21日、愛知県豊田市の「ホテル フォレスタ」で行われる。
3年ぶりの対決。前夜祭で羽生は「竹林に囲まれた対局場で落ち着いてできます」、佐藤は「皆さんを魅了させるいい将棋を指したい」と決意を述べた。
振り駒で先手となった羽生が▲7六歩と角道を開け、戦形は「後手1手損角換わり」に。羽生の早繰り銀に佐藤は馬を作ったものの隅に閉じこめられた。
控室には午後、渡辺明竜王や深浦康市王位らが訪れ、対局場に7冠中6冠が集まる豪華版に。昼食休憩再開後の▲2七角で前例のない戦いに入り、佐藤は△4二玉〜△5二金と、玉がわざわざ攻撃目標に近寄る「強情な手」(副立会の北浜健介七段)で応じる。
佐藤は、圧迫されていた2、3筋の垂れ歩を外し、壁銀も解消。羽生の攻撃をしのぎ、馬の活用も図って「負けない形」に。攻め手のなくなった羽生は投了を告げた。
佐藤は局後、「中盤が難しく、何が最善かわからないまま指していた。馬がうまく使えました」と振り返った。


