MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 文化 皇室学術アートブックス囲碁将棋写真RSS feed

【棋聖戦・梅田望夫氏観戦記】(2)羽生挑戦者「秘策」に誘導か (3/5ページ)

2008.6.11 14:14
このニュースのトピックス囲碁・将棋
第一局(休憩後の再開)=11日午後、新潟県新潟市岩室温泉の高島屋(撮影・瀧誠四郎)第一局(休憩後の再開)=11日午後、新潟県新潟市岩室温泉の高島屋(撮影・瀧誠四郎)

 私のPCには、将棋年鑑のデータが1万4567局入っているのだが、検索してみたら、この将棋のデータは入っていた(ちなみにこの将棋は、佐藤棋聖が90手までで勝っている)。ここから10手くらいの山崎佐藤戦の指し手を記憶して、再び対局室に入った。

 局面が動かなかったさきほどの1時間とは一転、ほとんどノータイムの応酬のような感じで、31手目から、▲同飛、△3六角、▲2六飛、△4七角成、▲3八角、△1四馬、▲1六歩(37手目)まで、局面はすらすらと推移していった。これは、山崎−佐藤戦とまったく同じ流れである。

 この後手一手損角換わり戦法とは、日進月歩、いや秒進分歩で進化が続いている「現代将棋の最新戦法」の一つである。にもかかわらず、この3年間、山崎−佐藤戦以来、一度も現れていない局面に、どうも羽生挑戦者が誘導している。

 手前味噌になるが、私が専門としているITやネットの世界でよく「ドッグイヤー」という言葉を使う。犬の寿命の長さが人間の約七分の一であることから、七倍早く世の中が動いている状態を意味する。現代将棋は、それよりもさらに早いスピードで、進化している。そんな世界の3年前とは、はるかに昔のことのはずである。

このニュースの写真

第一局(休憩後の再開)=11日午後、新潟県新潟市岩室温泉の高島屋(撮影・瀧誠四郎)
報道控え室で第一局の原稿を書く梅田氏 =11日午前、新潟県新潟市岩室温泉の高島屋(撮影・瀧誠四郎)
佐藤康光棋聖に羽生善治王座・王将が挑戦する第一局。中央は観戦記を執筆する梅田望夫氏=10日午後、新潟県新潟市岩室温泉の高島屋(撮影・瀧誠四郎)
佐藤(棋聖)対羽生(二冠)対局 =10日午後、新潟県新潟市岩室温泉の高島屋(撮影・瀧誠四郎)
佐藤康光棋聖に羽生善治王座・王将が挑戦する第一局。観戦記を執筆する梅田望夫氏らを交えて談笑=10日午後、新潟県新潟市岩室温泉の高島屋(撮影・瀧誠四郎)

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。