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フリークラス卒業間近 プロ編入3年目の瀬川四段 (1/2ページ)
サラリーマンからプロ棋士への転身が話題になった将棋の瀬川晶司四段(38)が、順位戦が指せるC級2組への昇格に向けて快進撃を続けている。将棋界では、名人を頂点とする順位戦が地位や収入と直結する重要な棋戦とされるが、瀬川四段はプロでも順位戦には参加できないフリークラスの立場。しかし、他の棋戦などで勝率6割以上をキープしていて、フリークラスの“卒業”にもいよいよ王手がかかりそうだ。
瀬川四段は、プロ棋士を養成する奨励会の三段まで進んだが、年齢制限で退会。その後、会社に勤めながらアマチュアとして活躍し、プロ公式戦でA級棋士を破るなど実力を示した。「プロ棋士になりたい」と嘆願書を日本将棋連盟に提出し、平成17年秋の試験対局を経て特例でフリークラスの四段に編入された。
プロになってからの成績は、17年度こそ2勝4敗と負け越したが、18年度は14勝10敗、19年度は14勝9敗。今年度は2勝1敗と好調を保っている。
原則10年で引退と規定されるフリークラスからC級2組に昇格するには、「年間勝率6割」など4条件のいずれかを満たせばよく、瀬川四段の場合は、「連続30局以上の勝率が6割5分以上」という条件で、最速なら今年夏にも昇格できる可能性がでてきた。

