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【元気のでる歴史人物講座】(44)明治天皇
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■9万3000首に詠まれた御心
近代世界において有色民族中、わが国のみ自立を堅持し、明治維新を成就し、日露戦争に勝ち世界的雄飛を遂げたが、それは非西洋唯一の例外、世界史の奇跡であった。これを成さしめた最たる要因は国家の統一と国民の団結の核心として、明治天皇が存在したからである。近代日本を代表すべき人物をただ一人あげるならば明治天皇である。
生涯に9万3千首もの和歌を詠まれた明治天皇の高き深き大御心(おおみごころ)を御製に仰いでみよう。
≪あさみどり澄みわたりたる大空の広きをおのが心ともがな≫
≪さしのぼる朝日のごとくさはやかにもたまほしきはこころなりけり≫
≪目に見えぬ神にむかひてはぢざるは人の心のまことなりけり≫
≪とこしへに民やすかれといのるなるわが世をまもれ伊勢のおほかみ≫
≪たらちねの親につかへてまめなるが人のまことの始なりけり≫
≪あだ波をふせぎし人はみなと川神となりてぞ世を守るらむ≫
≪世とともに語りつたへよ国のため命をすてし人のいさをを≫
≪天地(あめつち)もうごかすばかり言(こと)の葉(は)のまことの道をきはめてしがな≫
わが国最大の歌聖は明治天皇である。明治の日本人は明治天皇を生ける神と仰ぎ、親とも師ともお慕いし国の為に尽くしたのである。(日本政策研究センター主任研究員 岡田幹彦)
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