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【皇室豆知識】宮内庁の「宮務官」ってどんな役職? (1/2ページ)
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宮内庁には「宮務官」(きゅうむかん)という名の役職がある。
秋篠宮家や常陸宮家、三笠宮家、寛仁親王家、桂宮家、高円宮家という宮家(親王家を含む)に1人ずつ配置されており、それぞれの宮家のお世話を担当している職員を束ねる。
宮家にとっての宮務官は、天皇、皇后両陛下にとっての侍従長、皇太子家にとっての東宮侍従長にあたると思えばいいだろう。
ちなみに、「侍従」という言葉は秘書のような役割を果たす側近のことを意味し、身の回りのお世話をしている。
ただ、侍従長は約80人からなる侍従職を束ね、東宮職も50人規模の大所帯である。また侍従は侍従長以下、9人おり、東宮侍従も東宮侍従長以下、6人いるが、宮家の側近である宮務官は1人だけだ。
宮家の担当職員は、秋篠宮家を除けばいずれも10人未満。秋篠宮家は10人を超えるとはいえ、5人家族である上、皇位継承順位第2位の秋篠宮さまと、皇位継承順位第3位で、41年ぶりの男子皇族として誕生した悠仁さまがいることを考えれば、まだまだ多いとはいえない。
普段は黒子に徹しているので宮務官が新聞記事に登場するケースはあまりないが、宮家に新宮さまが誕生したとき、お名前を決める「命名の儀」で、お父さまが筆でお名前を書いた和紙とお母さまが「お印」を書いた和紙を収めた桐の箱を、新宮さまの枕元に置いて儀式を締めるのが、宮務官である。
だから命名の儀の記事には、必ずといっていいほど宮務官が登場する。