皇后さまは23日午前、皇居内にある紅葉山御養蚕所で、蚕に桑の葉を与える「ご給桑(きゆうそう)」の作業をされた。
皇后さまは台上で小刻みに動く蚕の成長を確かめながら、すき間ができないように、桑の葉を次々と蚕の上に敷き詰められた。
また、皇后さまは台に耳を近づけ、「(蚕が葉を食べる)いい音がします」と話された。
明治以降の皇后は、伝統的養蚕技術の継承を目的に、主に日本古来の蚕「小石丸」を育成されている。
今回の蚕がつくる繭(まゆ)は絹糸にされて、正倉院などの宝物の修復に使われるという。