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【皇室ウイークリー】(28)雅子さま久々、勤労奉仕団に「御会釈」 (2/5ページ)
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明治以降の歴代皇后は、伝統的養蚕技術の継承を目的に、主に日本古来の蚕「小石丸」を育てている。蚕がつくる繭(まゆ)は絹糸にされて、宮中行事で使用する反物や、伊勢神宮の遷宮行事で使う宝物(ほうもつ)の材料に利用される。さらに宝物の修復にも利用されているという。
17日は昭和天皇の母、貞明皇后の命日である。昭和26年の5月17日に崩御している。
「崩御」は天皇、皇后、皇太后、太皇太后が亡くなることをいい、そのほかの皇族が亡くなった場合は、「薨去」(こうきょ)を使う。ただ、新聞記事では「薨」の漢字が使えないことなどから、薨去を「逝去」としている。
貞明皇后は「公家」の家庭に生まれたが、誕生の翌月、公家や大名などが近代特権貴族の華族となる華族令が施行されたことから、「公爵家」の娘として育った。幼いころは5年間、農家へ里子に出されており、この体験が後の貞明皇后の生き方に大きく影響を与えたとされている。
貞明皇后が特に力を入れた公務は「貞明皇后3大業績」と呼ばれる。養蚕とハンセン病患者の救済事業、そして海の安全を守る灯台の職員を激励する活動である。
このうち、昭憲皇太后の事業を引き継いだ養蚕には、特に力を傾注したことがよく知られており、皇后さまの養蚕事業はこうした活動を受け継がれたものだ。













