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【皇室豆知識】ランドセルと皇室の“深い縁” (2/3ページ)
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愛子さまのものと同じ型のランドセル(左)を手にする大峽製鞄の大峽宏造専務。いまの学習院のランドセルは、普通のより少し小さい。右は皇太子さまが使っていたのと同じ型のランドセルで、さらに小さい。ともに、表面に桜の校章が見える=4月3日、東京都足立区リュックサックのようなものだったランドセルが現在の姿になったのは、2年後の明治20年、のちの大正天皇が初等科へ入学したため、内閣総理大臣だった伊藤博文が、黒革で箱形の“特注背嚢”をお祝いに贈ったものが「原型」となっている、というのが通説だ。
贈ったのは、当時の学習院院長、三浦梧楼陸軍中将だったとの説もあるようだが、日本かばん協会ランドセル工業会では「伊藤博文説」をとっているらしい。
ちなみに、乃木希典(まれすけ)陸軍大将がランドセルを発案したという俗説もあるが、乃木大将が学習院の院長となるのは明治39年なので、時期的にはおかしい点もある。明治41年に初等科に入学した昭和天皇のランドセルは、乃木大将から贈られたという話もあり、この辺の話が混同しているのかもしれない。
ランドセルメーカーでは「学習院型」という言葉を使うが、標準型のランドセルを、こうした歴史を踏まえて学習院型と呼んでいる。
