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【皇室豆知識】ランドセルと皇室の“深い縁” (1/3ページ)
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愛子さまのものと同じ型のランドセル(左)を手にする大峽製鞄の大峽宏造専務。いまの学習院のランドセルは、普通のより少し小さい。右は皇太子さまが使っていたのと同じ型のランドセルで、さらに小さい。ともに、表面に桜の校章が見える=4月3日、東京都足立区入学式シーズンが過ぎ、“ピッカピカ”の小学1年生たちの登校風景をよく見かけるようになった。皇太子家の長女、敬宮愛子さまも学習院初等科に通い始められたが、その背中にちょこんと乗ったランドセルは、皇室と縁が深い。
皇族の学校として定着している学習院だが、ランドセルはそもそも、明治期にお付きの者に荷物を持たせて馬車や人力車で初等科(当時は初等学科)に通っていた児童たちの姿を見た学習院の幹部が、「自分の持ち物は自分で」と考えたのが発端とされる。
このため学習院では明治18年、馬車や人力車での通学を禁じた上で、軍隊が使っていた布製の背嚢(はいのう)に学用品を入れて通学するよう指導したという。オランダ語で背嚢を「ランセル」と呼ぶことから、ランドセルはこれがなまったものとされている。
鎖国していた江戸時代、外国人の往来や貿易は、中国・朝鮮を除けばオランダだけに制限されていたことから、明治時代はオランダ語がまだ、最もポピュラーな外国語だったという背景もある。
