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【皇室豆知識】京都御所の「高御座」(たかみくら)って? (1/2ページ)
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恒例となっている京都御所の春季一般公開が、9日から13日までの5日間、行われるが、京都御所(旧皇居)の正殿にあたる「紫宸殿」の母屋中央に置かれるのが、「高御座」(たかみくら)である。
「高御座」というのは、天皇が即位を宣言する台のことだが、古代から即位礼のみならず、重要な儀式で使われていたとされる。
平安中期までは、皇居(大内裏)の正殿が「大極殿」(だいごくでん)だったためここに置かれ、平安後期からは紫宸殿が正殿となったことから、紫宸殿に置かれるようになった。
現在のものは、大正天皇の即位礼のためにつくられ、昭和天皇の即位礼でも使用された。平成の即位礼では分解して、東京へ空輸されたそうだ。
黒塗り3層の壇の上に、8角形の屋根を持つ屋形があり、屋根までの高さは5・9メートル、縦5・4メートル、横6メートルという大きさ。重さは約8トンにのぼる。
京都の地図を眺めると、左京区が右にあり右京区が左にあるので、慣れないと少し不思議に思うが、これは南面する紫宸殿の「高御座」に天皇が座ったため、南を向いて左が東、右が西だったことからという。
京都御所は、平安京の大内裏から2キロ近く東に位置しているが、1331年に、北朝初代の光厳(こうごん)天皇がここで即位し、そのまま皇居としたため、それが定着して、明治の遷都まで530年余りの間、皇居となっていた経緯がある。