MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 文化 皇室学術アートブックス囲碁将棋写真RSS feed

皇居で奉遷の儀 宮中三殿の耐震工事が終了

2008.3.25 10:12
このニュースのトピックス皇室
賢所仮殿から耐震補強工事を終えた宮中三殿に、ご神体を載せた御羽車を戻す「奉遷の儀」=25日午前9時32分、皇居(代表撮影)賢所仮殿から耐震補強工事を終えた宮中三殿に、ご神体を載せた御羽車を戻す「奉遷の儀」=25日午前9時32分、皇居(代表撮影)

 皇室の重要な祭祀(さいし)が行われる宮中三殿の耐震改修工事が終わり、25日午前、神霊が宿るといわれる「ご神体」を近くの仮殿から移す「奉遷の儀」が皇居で行われた。

 みこし2台と、かご3台に乗せられたご神体は、同日午前9時半ごろ仮殿を出発。白装束姿の関係者約50人が、約15分かけて、60メートルほど離れた宮中三殿へ移送した。

 宮中三殿は天照大神をまつる「賢所」、歴代天皇や皇族をまつる「皇霊殿」、八百万の神をまつる「神殿」の総称。賢所のご神体は三種の神器の一つで、伊勢神宮に安置される鏡の複製とされる。

 耐震調査の結果、震度5でゆがみが生じ修理が必要になることが判明したが、ご神体が安置されている間は、工事のため宮中三殿に足を踏み入れることが許されないことから、ご神体は平成18年5月から仮殿へ移されていた。

 三殿の本格的な改修は関東大震災後の修復以来、約80年ぶり。今回は屋根の銅板のふき替えや床下の補強などが行われ、担当者は「関東大震災レベルでも倒壊しない」と説明する。

 工事は18年度から4カ年計画で始まり、三殿では終了したが、今後も関連施設では続く。

 仮殿では一部簡略化されていた祭祀は、通常に戻るため、宮内庁にとっては、高齢となられた天皇、皇后両陛下の負担軽減が課題となる。

このニュースの写真

賢所仮殿から耐震補強工事を終えた宮中三殿に、ご神体を載せた御羽車を戻す「奉遷の儀」=25日午前9時32分、皇居(代表撮影)
宮中三殿に到着したご神体を載せた御羽車(おはぐるま)や御辛櫃(おからひつ)=25日午前9時45分、皇居(代表撮影)
耐震補強工事を終え、賢所仮殿からご神体を載せた御羽車を宮中三殿(左)に戻す「奉遷の儀」。右端は御辛櫃=25日午前9時42分、皇居(代表撮影)
耐震補強工事を終え、賢所仮殿からご神体を載せた御羽車を宮中三殿(左)に戻す「奉遷の儀」=25日午前9時42分、皇居(代表撮影)

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。