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皇居で奉遷の儀 宮中三殿の耐震工事が終了
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皇室の重要な祭祀(さいし)が行われる宮中三殿の耐震改修工事が終わり、25日午前、神霊が宿るといわれる「ご神体」を近くの仮殿から移す「奉遷の儀」が皇居で行われた。
みこし2台と、かご3台に乗せられたご神体は、同日午前9時半ごろ仮殿を出発。白装束姿の関係者約50人が、約15分かけて、60メートルほど離れた宮中三殿へ移送した。
宮中三殿は天照大神をまつる「賢所」、歴代天皇や皇族をまつる「皇霊殿」、八百万の神をまつる「神殿」の総称。賢所のご神体は三種の神器の一つで、伊勢神宮に安置される鏡の複製とされる。
耐震調査の結果、震度5でゆがみが生じ修理が必要になることが判明したが、ご神体が安置されている間は、工事のため宮中三殿に足を踏み入れることが許されないことから、ご神体は平成18年5月から仮殿へ移されていた。
三殿の本格的な改修は関東大震災後の修復以来、約80年ぶり。今回は屋根の銅板のふき替えや床下の補強などが行われ、担当者は「関東大震災レベルでも倒壊しない」と説明する。
工事は18年度から4カ年計画で始まり、三殿では終了したが、今後も関連施設では続く。
仮殿では一部簡略化されていた祭祀は、通常に戻るため、宮内庁にとっては、高齢となられた天皇、皇后両陛下の負担軽減が課題となる。




