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【皇室豆知識】御料牧場ってどんなところ? (1/2ページ)
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天皇、皇后両陛下が静養に利用される宮内庁の施設には、那須(栃木)、葉山(神奈川)、須崎(静岡)の3つの御用邸のほかに御料牧場(栃木)がある。
ただし、「牧場」という以上、両陛下やほかの皇族方が日々口にされる肉などの食材を供給する施設でもある。また、宮中晩餐(ばんさん)会や春秋の園遊会で使用される食材も供給するほか、皇室行事で活躍する騎馬隊や馬車の馬の育成なども行われている。
栃木県宇都宮市の中心部から、北東約13キロに位置し、広さは東京ドーム54個分、皇居なら約2倍にあたる252ヘクタールに及ぶ。その半分が、牛や羊などの放牧地と牧草地で、自然豊かな環境は、確かに静養に適しているといえそうだ。
御料牧場の前身は、いまの成田空港(千葉)の場所にあった明治8年設置の下総牧羊場だ。
昭和31年に宮内庁の付属機関となり、成田空港設置計画に伴って昭和44年、現在地に移転した。皇居まで車で2、3時間という立地条件などが考慮されたという。
ここで生産される食材は、牛乳と乳製品、羊肉、豚肉、鶏卵、野菜など多種多様。週に3回、定期便で皇居や各宮邸に届けられる。
当然、牧場内の防疫は徹底され、外部からの入場者は靴底を消毒することが求められる。