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【皇室ウイークリー】(9)陛下の元日の「晴の御膳」を公開 雅子さまも笑顔のお正月 (1/2ページ)
天皇陛下は1日、早朝から「四方拝(しほうはい)」という神事に臨まれた。天皇陛下の1年は、いつもこの四方拝から始まるのである。例年は宮中三殿の敷地内で執り行われるが、現在耐震工事中のため、今年は皇居・御所で拝礼された。
四方拝は1年最初の宮中祭祀(さいし)だ。元日の午前5時半に、天皇陛下が伊勢神宮や歴代の天皇陵、四方の神々に拝礼される。災いをはらい、作物の実りが豊かで、国家と国民が安らかであるよう祈られたという。
陛下は続いて、おせち料理の元祖といわれる「晴の御膳」に箸(はし)を立てられた。天皇は元日の朝、皇居・宮殿で晴の御膳に向かうのが習わし。タイやエビなどを盛りつけた朝食に毎年、箸を立てる。
宮内庁は今回、平成16年元旦に撮影された天皇陛下と「晴の御膳」の写真を公開した。宮内庁の記者クラブ「宮内記者会」の要望に宮内庁側が応じたもの。「晴の御膳」の写真が公開されるのは大変珍しいという。
陛下は「晴の御膳」の後、皇后さまとともに宮殿で「新年祝賀の儀」に臨み、皇太子さまをはじめとする成年皇族方や福田康夫首相ら三権の長、大臣、国会議員、各自治体の知事らからあいさつを受けられた。昨年、初当選した宮崎県の東国原英夫知事も、緊張した面持ちで出席した。
皇太子妃雅子さまも笑顔で両陛下にあいさつされた。
「新年祝賀の儀」は単なる正月のあいさつではなく、憲法上の「国事行為」でもあり、宮中の重要な儀式として位置づけられている。
2日には宮殿で新年一般参賀が行われ、天皇、皇后両陛下は、集まった国民らに笑顔で手を振られた。当初の予定通り、7回のうち3回、ベランダに立たれた雅子さまも、終始にこやかに手を振られていた。
一方、昨年、20歳になって最初の正月で「ベランダ・デビュー」を果たした高円宮家の長女、承子(つぐこ)さまは今年、留学先の英国からの学業を優先させて帰国を見送られたという。












