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【ヒゲの殿下、大いに語る(下)】食品偽装…「部下への責任押しつけ、許し難い」 (1/2ページ)

2007.12.16 08:17
このニュースのトピックス皇室
インタビューに答えられる寛仁親王殿下(撮影・飯田英男)インタビューに答えられる寛仁親王殿下(撮影・飯田英男)

 −−耐震偽装、食品偽装など昨今の風潮としてうそをつく、隠すといった事件が相次いでいますが、殿下はどう思われますか

 殿下「私の大好きな食べ物ばかりですよ。『赤福』は伊勢に行く友人には必ず「おみやげに買って来てほしい』と頼んでいたし、『白い恋人』も北海道へ行けば必ず娘たちに買ってきていました。信じられませんね。私の半生は失敗だらけですが、この手のうそは皆無です。幹部が『知りませんでした』とうそをついたり、部下に責任を押しつけるのは許し難いですね。私だったら失敗した時、『正直がモットーですから』と最初に謝りますね。何も隠さずにね。そうすれば最初はショックを与えるかもしれませんが、こちらの言い分も聞いてもらえます」

 −−大人たちに道徳観、倫理観が欠けてきていますね

 殿下「私は山手線で学校に通っていましたが、怖いおばさんが『窓から顔を出すな』とか『大きな声でしゃべるんじゃない』とか始終怒鳴りつけられていました。正論ですから、悔しいけれど従っていましたね。いま考えると、怒鳴りつけたのが今の私たちの年代の人たちだったと思います。私はいま、友人たちに『我々が中堅なんだから、注意すべき事は注意しなければならない』と話しています。そうすると、『下手に山手線や中央線で注意しようものならブスッと刺されちゃいますよ』と言う人が多いですね。私は乱暴だけど、『いっぺん刺されてみろ。お前が犠牲になってくれれば、そこで日本の世論は、大変なことが起こった、ということになって、新しい法律ができたり、そういうことを止めさせる社会の雰囲気が確実にできるよ』と言います。昔は『向こう三軒両隣』とか『5人組』とか、地域で守る、助け合う組織がありました。いまは核家族化でそうした組織もなくなってしまいましたね」

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インタビューに答えられる寛仁親王殿下(撮影・飯田英男)
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