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【ヒゲの殿下、大いに語る(上)】8回目の手術、アルコール依存症…体力恢復も道半ば (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ウイークエンド「MSN産経ニュース」
“ヒゲの殿下”の愛称で国民から親しまれている寛仁親王殿下。計8回にわたるがんの手術とアルコール依存症、皇室典範改正問題、成年皇族として殿下を助けられるようになった二人のお子さま、そして最近の世相について、ざっくばんに語られた。
−−がんと闘う殿下のお姿は、同じ病の患者にとって大きな励みとなっています
寛仁親王殿下「私は下部食道がんから頸部食道癌になって、喉頭癌になって、咽頭癌になって…。こういうケースは非常に珍しいのですけど、仮に同じ人がいたとしてもすべて後遺症は違うと思います。例えば、母(三笠宮妃百合子殿下)が今年、大腸癌の手術をしました。お見舞いに行ったとき、「癌友になったわね」と言われましたが、がんはがんでも私のケースは参考になりません。母の方も、8回も手術を受けている長男坊から療養方法を学ぼうなんて思っていません。だから、メディアの人たちや一般の方々が私を『がん患者のトップランナー』のように言いますが、私にはそういう意識はありません」
−−しかし、大いに参考になることもあるのでは
殿下「『よく気力がもちますね』とか『精神的に強いですね』と言われますが、私に言わせるとそうではなく、早期または初期の発見、即刻切除と運。この3つが、試験切除を含めて8回の手術でも生きている理由です。3回が自覚症状で、5回が検診で発見されました。これが現実です。末期でがんが見つかる方は、自分の体力に自信を持っていて、『検診なんて嫌いだ』とか『何かおかしいけど大したことないだろう』と思う人々です。私の周りにも沢山います。私というがん患者が目の前にいて、すべてを赤裸々に話しているのに、もったいないですよね」

