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【皇室豆知識】「豊島岡墓地」って何?
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故高円宮さまの墓所祭が行われた東京都文京区の「豊島岡墓地」は、「陵」に埋葬される天皇と皇后を除く皇族専用の墓地として、明治時代に整備され、現在計62人が静かに眠っている。
宮内庁陵墓課などによると、墓地の広さは東京ドームのほぼ倍にあたる8万472平方メートル。墓数は60しかないが、これは昭和天皇の弟の秩父宮と高松宮が、それぞれ夫妻で合葬されているためだ。生前に皇籍を離れた皇族は利用できない。
ただし、明治天皇の生母は「皇族に準ずる」として埋葬が許されたほか、GHQの占領政策で、昭和22年に皇籍を離れた旧皇族の一部など、非皇族でも埋葬が例外的に認められているケースはあるという。
墓の清掃や修繕などの維持管理費については、皇族の分は宮内庁の予算で賄われている。だが、非皇族はそれぞれの家族負担であり、一般の国民と変わらない。
関係者以外が敷地内へ入ることは基本的にできず、周辺では警備を担当する警視庁の警察官が目を光らせている。
そもそもは、京都から東京へ遷都して間もない明治6年、明治天皇の第一皇子、稚瑞照彦尊が死産。明治政府が皇居に近い護国寺の所有地に目を付けて墓地として使用を始め、当初は正式な名称がついていなかったが、不便であったため、昭和2年に豊島岡墓地と名付けられたという。