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一般開放へ向け検討会 那須御用邸
このニュースのトピックス:サイエンス・生物
平成23年度をめどに用地の約半分が一般開放される那須御用邸(栃木県那須町)について、環境省は21日、開放に先立ち植物や森林景観などの専門家からなる保全整備検討会を発足させ、「基本構想」を策定すると発表した。11月28日には検討会委員による現地視察を行い、来年早々に初会合を開く予定。
検討会は、登山家の田部井淳子さんや昆虫研究で有名な養老孟司東大名誉教授など計7人の有識者のほか、地元の那須町や栃木県なども加わる。国民が自然観察や体験活動ができるような方法だけでなく、御用邸内の貴重な動植物保全のための長期的なモニタリングなどについても検討する。
開放されるのは、1200ヘクタールのうちの北側の567ヘクタールと西側の平地約3ヘクタール。用地の大部分は日光国立公園内にあり、ブナやミズナラなどの自然林が広がっているほか温泉源や河川などもある。「国民が自然に直接触れ合える場として活用してはどうか」という天皇陛下のお考えに沿い、宮内庁と環境省などで検討していた。開放される用地は、今年度内に宮内庁から環境省に移管され、国有の「皇室用財産」から「公共用財産」となる。

