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両陛下、信楽高原鉄道事故現場で遺族に哀悼の意
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12日、滋賀県甲賀市信楽町を訪問した天皇、皇后両陛下が、信楽高原鉄道事故の現場脇の「事故現場碑」前を通りかかった際、車を減速させて犠牲者と遺族に哀悼の意を表される場面があった。
宮内庁によると、滋賀訪問の前、視察先に信楽町が含まれることを聞いた天皇陛下は「事故がありましたね」と述べ、JR貴生川(きぶかわ)駅から県立陶芸の森に向かう途中、事故現場付近を通るとの説明を受けると、「哀悼の意を示したいので徐行してほしい」と述べられたという。
通過の際は両陛下の訪問を知った遺族数人が事故現場碑前で待っていて礼をしており、関係者によると、窓を開けた車中から、両陛下も一礼されたという。近くには犠牲者の慰霊碑もある。
信楽高原鉄道事故は平成3年5月14日に発生。信楽高原鉄道とJR西日本の列車が衝突し、42人が死亡、614人が重軽傷を負った。
刑事は12年3月、信楽高原鉄道の運行管理者ら3人に執行猶予付きの有罪判決が出ている。民事では14年12月、大阪高裁がJR西日本と信楽高原鉄道に計約5億1000万円の損害賠償を命じる判決を言い渡し、JR側も上告を断念したため、確定している。