ニュース: 文化 RSS feed
皇居宮殿に初めて盲導犬 叙勲伝達式で
このニュースのトピックス:皇室
天皇陛下は7日、皇居・宮殿「豊明殿」で、盲導犬を連れた旭日双光章受章者のあいさつを受けられた。盲導犬が宮殿に入るのは初めて。
盲導犬のルカ=雄、4歳、ラブラドルレトリバー=を同伴したのは、元京都府視覚障害者協会会長、福島慎一さん(74)。病気の影響で、昭和47年に視力を完全に失い、昭和58年から盲導犬を使用している。
豊明殿には、受章者ら約600人が集まり、腹ばいでおとなしくしていたルカは、天皇陛下のお声掛けが始まると、福島さんの指示で行儀よく“お座り”。
天皇陛下が福島さんの手を握り、「(ルカを)何年くらいお使いですか。助かっていますか」などと問われる間、姿勢を保ち続けた。
盲導犬の活動については、天皇、皇后両陛下の長女、黒田清子さんの関心が高い。
黒田さんが小学生のころ飼っていた紀州犬の訓練を、盲導犬使用を支援する財団法人「アイメイト協会」の前理事長が担当。それが縁で、平成2以降毎年のように盲導犬の活動を支援するチャリティーコンサートに出席。皇后さまも今年9月、黒田さんと鑑賞されている。
宮内庁によると、事前に申請すれば盲導犬は宮殿に入れるが、申請したのは福島さんが初めてという。
入店拒否などが問題になるなか、盲導犬が宮殿にまで入れる事実を受け、福島さんは「(社会的にも)大きな啓発になると思います」と笑顔を見せた。


