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【第21期女流名人戦】予選特選局第3局(2) (1/2ページ)
60コウ取る(51の左)、63同(57)、66、69、72、75、78、97、100、103、106、109、112、115、118各同、120ツグ(108の下)、121コウ取る(57)、124同(51の左)、127、130、133各同黒 八段 青木喜久代
白 四段 青葉かおり
239手完、黒中押し勝ち
【101〜239】持ち時間各3時間
先番(黒)6目半コミ出し
≪ファンから励ましの手紙≫
「『イントネーションが違う』と、ファンの方からお手紙をいただきました」。しかられたわけではなく、励ましの中に、名古屋出身ですか? と親しみを込めて応援する内容だった。青葉かおり四段がNHK杯トーナメントの司会をしていたときの思い出である。
全国の囲碁ファンを相手にする仕事には標準語は必須。始まる前の3カ月、NHKのスクールでアナウンスの勉強をするなど努力は欠かさなかったが、子供のころから慣れ親しんだイントネーションはそう簡単には抜けきらない。「自分では気をつけているのですが、なかなか」と、当時を振り返って苦笑する。
入門サークルの活動にも力を入れていて、これからは「囲碁を頑張りながら、普及に力を入れていきたい」という。
「仕事が多くなるとピリピリして『ママ、怒ってるの?』とか言われます」と話すのは青木喜久代八段だ。子育ては「大変だけどやりがいがあります。成長とともに接し方も変えないと…、その辺が難しいですね」。その娘2人(小学生)が最近囲碁を始め、母親の仕事のことがそれとなく分かるようになった。対局を終えて帰った日は「勝ったの? 負けたの?」と聞いてくるが、「負けたときに困るので」と、結果は教えないようにしているという。
さて盤上。形勢は黒がリードも、下辺の黒の眼形もはっきりしない。
白12は部分的には急所で厳しい攻めだが、黒13が冷静だった。「白12では参考図、白1以下とやってみたかった。白が苦しいのには変わりはないが、黒もけっこう気持ちが悪かったと思います」と、解説の孔令文六段。
青木八段は「下辺の死活を間違えないように」と、そこに注意を払い、青葉四段は「思うように打てなかったのが残念。力不足を痛感しました」と、対局を振り返った。(榎本弘幸)




