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【第21期女流名人戦】予選特選局第3局(1) (1/3ページ)
黒 八段 青木喜久代
白 四段 青葉かおり
【1〜100】持ち時間各3時間
先番(黒)6目半コミ出し
「どなたですか? ママー」。電話口から、かわいらしい、元気な声が響いた。
青木喜久代八段(39)は小学3年と1年の女の子をもつママさん棋士だ。子育てとプロ棋士との両立を、「ギャップがあるので大変です。家庭の母親として、子供たちにはゆったりと優しく接するようにしていますが、囲碁はそれだとやられちゃうので、(気持ちの)切り替えが難しいですね」と話す。
昭和61年にプロになり、平成12年には八段に昇段した。これまでの獲得タイトルは、女流名人5回、女流鶴聖4回、女流最強1回。トータル10回は女流棋士トップであるが、単独ではない。現役の女流棋士では他に杉内寿子八段と小林泉美六段が同じく10回で並んでいる。
青葉かおり四段(29)は高校3年でプロデビュー。卒業後は早稲田大学文学部に進学した。2年前の3月までNHK杯戦トーナメントの司会を務めるなど、人気女流棋士の一人だ。こちらは昨年4月にゴールインした“新婚さん”である。
「主人は高校時代の同級生です。そのころから私がプロになったのを知っているので、(仕事のことは)よく理解してくれています」と、幸せいっぱいだ。




