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【第21期女流名人戦】予選特選局第2局(1) (3/3ページ)
このニュースのトピックス:囲碁・将棋
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【囲碁入門編】(2)
女流名人戦(兆乾初段−加藤朋子五段戦)の棋譜の見方を簡単に説明しておこう。まず、上の大きな図が棋譜で、対局の記録である。1〜19までの横の数字と一〜十九までの縦の数字は座標を表している(実際の碁盤にはこの数字はない)。
黒石と白石の中に書かれてある数字は、石が打たれた順番である。黒、白と交互に打つので、必然的に黒は奇数、白は偶数になっている。
また、小さな図(参考図)の数字の入っていない黒石と白石は、それまでに打たれた石(この場合は、大きな図の1から54まで)を示している。
棋譜は単なる数字の羅列ではない。一つの石の位置、そしてそこに入っている数字は大きな意味を持っている。プロが知力を尽くし、全精力を傾けた結晶なのだ。
今春、初の十段位を獲得した高尾紳路十段の師である藤沢秀行名誉棋聖は「碁は芸である」と言い切る。盤上をキャンバスに見立てて創造する世界は、たどり着くことのない奥の深さがある。囲碁は勝負を争うゲームだが、芸を競い合うゲームでもあるのだ。



