ニュース: 文化 RSS feed
【第21期女流名人戦】予選特選局第2局(1) (1/3ページ)
黒 初段 兆 乾
白 五段 加藤朋子
【1〜55】持ち時間各3時間
先番(黒)6目半コミ出し
≪中央の強弱がポイントに≫
ふだんは「読書と、自転車に乗るのが好き」と話すごく普通の女の子。ただ、周りの子と違うのは囲碁が極めて強かったことだ。
兆乾(ちょうちぇん)初段は昨年4月にプロデビュー。兵庫県西宮市の出身だが、父親の転勤もあって、この春から都内の高校(2年)に編入した。前の学校にいたころは「友達とサイクリングに行ったりしていました」。その友達と離れる寂しさ、また新しい出会いに胸弾む気持ちが同居する16歳だ。
加藤朋子五段(39)はプロ17年のキャリアで女流名人、女流本因坊、女流最強位各1回のタイトル経験者。いまが打ち盛りだが、長時間の集中力が要求される対局のための体力作りは欠かさない。「テニスと水泳で、ダイエットも兼ねて。お酒は控えめにしています」と屈託なく話す。スポーツクラブの会員で、水泳は週3回、1回1時間ほどという。
日本棋院「洗心」の間。4年前に和室から洋間に改装した。一般的な囲碁のイメージは、和室に足つき碁盤、正座での対局ではなかろうか。だが、いまはプロの間でも椅子(いす)・机での対局が少なくない。むしろ、体への負担が軽減されるので、こちらが主流になりつつある。



