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【第46期十段戦五番勝負第3局】右上隅から厳しい戦い
趙治勲十段に高尾紳路本因坊が挑戦している産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第46期十段位決定五番勝負」の第3局は、高尾連勝のあとを受けて3日午前9時から長野県大町市の「くろよんロイヤルホテル」で打ち始められた。持ち時間各4時間の1日打ち切り制。立会人は大竹英雄名誉碁聖。
十段戦の大町開催は平成6年以来、連続15回目。前夜祭では「アルプス囲碁村の推進に大きな力となってくれました」と、牛越徹・同市長から日本棋院と産経新聞社に感謝状が渡された。
決戦の朝。先に笑顔で入室した趙は、盤上を軽くふいて待つ。高尾も対座して、午前9時、大竹名誉碁聖の合図で対局開始。
高尾の先番で、右上隅の折衝から展開していく。白18のカケから白22の進行に、「将来の戦いを考えた趙先生の構想が楽しみ。白18は高尾さんも予想してなかったと思います」と、新聞解説の小松英樹九段。
このあと黒27ののぞきに、趙の手が止まり、58分の大長考でつがずに白28の並び。白32までで昼の休憩に。小松九段は「面白い形になりました。上辺から中央にかけて厳しい戦いが広がっていくでしょう」と予想する。

