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【手帖】『月刊現代』後継誌に注目集まる
昨年末に休刊した「月刊現代」の後継誌として、9月に創刊されたノンフィクション雑誌「G2(ジー・ツー)」(講談社)。出版不況、特に雑誌の不調が指摘されて久しい中、インターネットで掲載記事の全文を無料公開するなど、紙媒体の枠を超えた斬新な攻めの手法に注目が集まる。
創刊号は約3万部発行。「手応えは強く感じている」と話すのは同誌の藤田康雄編集長。いまのところ年3回の不定期刊だが、「雑誌・単行本・ネットの三位一体」という新しいスタイルを掲げる。具体的な流れとしては、雑誌で打ち出した企画をネットで世に広め、成果を単行本にするというサイクルを目指している。
あわせてネット課金の仕組みも模索中だ。将来的には、一本一本の記事を米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」のアップストアに配信、アプリと同じ形式での販売を計画している。
藤田編集長は「雑誌は生き物。そこにあることによって、情報、筆者、企画が集まってくる」と、紙媒体として存在することで生まれる価値を強調する。
第2号は12月7日発売予定。同社発行の写真週刊誌「FRIDAY」の張り込み班の顔出し実名座談会など、野心的な企画を予定している。「創刊で新たな企画が寄せられ、社内外の人脈の波及もあった。いろいろなところで化学反応を起こし始めた」(藤田編集長)という。新たな雑誌のスタイルという生成物は、果たして生まれるか。
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