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【書評】児童書 『バラク・オバマ 希望への道のり』 (1/2ページ)
■半生描いた初の絵本
「なんでオバマ大統領はノーベル平和賞を受賞したの?」。こんな疑問を持つ日本の子供たちに、この絵本は最適の書かもしれない。
本書は米国第44代大統領、バラク・オバマ氏の半生を描いた初の絵本だ。アフリカ系黒人の大統領誕生は米国建国以来初。正確にはオバマ大統領はケニア出身の黒人の父と米国生まれの白人の母のもとにハワイで生まれた。が、3歳の時に両親が離婚。母はインドネシア人の父と再婚し、オバマ少年はジャカルタの小学校に通った。
《バラクは、ときどき一人ぼっちのようなさびしさを感じることがありました。インドネシアの友だちといっしょに学校で勉強したり、あそんだりしていても「ボクはいったい、だれなんだろう」と考えてしまうのです》
その後、バラクはインドネシアから一人でハワイへ戻り、祖父母に育てられるが、葛藤(かっとう)は続く。
《白人のお母さんと、黒人のお父さんから生まれたバラクは、白人から見れば茶色のはだをもつ人です。でも、黒人と比べると、バラクは本当の「黒人」ではありません。「自分は、何ものだろう?」バラクは、心の中で問い続けました》
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