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芥川・直木賞候補は美女ぞろい
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第141回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が2日付で発表され、テヘラン生まれのイラン人女性、シリン・ネザマフィさん(29)が日本語で書いた『白い紙』が芥川賞候補になった。漢字文化圏以外の国の作家が候補になるのは3人目。芥川賞では昨年、中国人の楊逸さん(45)が、日本語が母語でない書き手として初めて受賞している。
芥川賞候補のネザマフィさんは、思春期に入ったころから「作家になりたい」と母国語のペルシャ語で物語を書き始め、14歳で初めて小説を執筆、10年前、19歳で来日してからは日本語で創作してきた。神戸大学大学院を修了し、大阪の大手メーカーにシステムエンジニアとして勤務していた。現在は一時帰国している。
「日本の作家でイランの古都を書く方はあまりおらず、翻訳なしで書けたら興味を持って読む方がいると思いました」とネザマフィさん。『白い紙』はイラン・イラク戦争下のイランの田舎町を舞台に、互いに淡い恋心を抱く高校生の男女が登場する。「向こうの風景を描きたかった」という言葉通り、異国の情景がリアルに伝わる作品となっている。
また、直木賞候補には、2002年に「蛇イチゴ」で監督デビューし、06年の「ゆれる」で数々の映画賞を獲得、カンヌ国際映画祭では「監督週間」にも出品された映画監督、西川美和さん(34)の『きのうの神さま』が選ばれた。
このほか、芥川賞候補にパフォーマンス集団主宰の戌井昭人さん(37)、劇作家・演出家の本谷有希子さん(29)が選ばれるなど、映画、演劇界の新鋭が名を連ねた。選考会は15日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれる。
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