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太宰治と松本清張 生誕100年 相次ぐ復刊…出版不況の救世主に? (1/2ページ)
■ゆかりの地で記念イベント
今年で生誕100年を迎える国民的作家、太宰治と松本清張。在りし日の2人に触れることができる文学名所などでは記念のイベントが盛りだくさんだ。出版界でも、2人の残した作品の復刊や新刊、短編集の刊行が相次いでおり、出版不況を吹き飛ばすほどのブームになりそうだ。
太宰治の生家で、国の重要文化財の太宰治記念館「斜陽館」がある青森県五所川原市。6月19日に生誕100年祭式典が開かれ、翌日には太宰文学の魅力などを語り合う記念フォーラムが、同21日には傑作『走れメロス』にちなんだマラソン大会が開かれる。
6月20日には、小説『津軽』といった太宰にまつわる知識レベルを問う「太宰治検定」も、地元の2つのNPO法人の主催で初めて実施される。太宰が新婚時代に暮らした山梨の山梨県立文学館(甲府市)でも、5月に太宰の生涯をたどる企画展が始まる。
こうした動きに先立ち、東京のJR三鷹駅近くには昨年3月、三鷹市が「太宰治文学サロン」を開設。ファンの交流の場として盛り上がりを見せている。
三鷹周辺の教育研究機関が参加する「三鷹ネットワーク大学」でも同月、太宰の名作を大学教授らの案内で読破する講座「太宰を読む百夜百冊」が始まり、毎回、人気を集めている。
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