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【書評】『檀ふみの茶の湯はじめ』檀ふみ著
意外にも「お茶」は初めてなのだという。その女優・檀ふみさんが「なんにしても縁ができるのは嬉(うれ)しいことです」と一念発起して始めたお茶修業の一部始終を、ユーモラスかつ気品ある筆致で綴(つづ)っている。月刊「婦人画報」で平成17年1月号から18年3月号まで連載。その間、専門家に茶杓(ちゃしゃく)削りを教わり、仕覆作りを習い、オリジナルの菓子まで作る。最大のライバル(?)、阿川佐和子さんとの京都の老舗料亭・瓢亭での座談会「懐石か会席かを解析する」は実に愉快。裏千家家元・千宗室さんとの対談も、もちろん読み応えがある。最後には嵐山・吉兆にて「ダンフミ茶会」を開催。“和”の空間を彩る茶碗(ちやわん)や菓子、懐石料理、茶花…を愛(め)でる着物姿の檀さんのカラー写真も美しい。(アシェット婦人画報社・2415円)
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