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【著者に聞きたい】大野裕さん (1/2ページ)
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□『うつ・不安に効く7つのステップ ケータイ式認知療法』
■考え方を変えて気分転換
「いつも楽しく前向きに生きていけたらいいのにと考えることがあります。でも、それは無理な話です」
ちょっと落ち込んだり、不安だ、悲しいというとき、どうしたらいいのだろう。心療内科や精神科にかかるほどではない、けれどもなかなか気分が晴れない…そんな気分を整理する知恵があるという。
「辛いとき頭に浮かぶ考えは、自分の考え方の特徴を一番よく表している。それを見つめ直し、考えをしなやかにしていくのが認知療法です」
著者は精神医療の現場で注目される認知療法の第一人者で、国際学会設立時からの会員。皇太子妃雅子さまの主治医としても知られる。
読者は鉛筆を片手に読み進める。考え方を切り替える第1章は「何が起こりましたか」「どんな気持ちでしたか」などの問いに答えながら辛いときの考えを書き出す。さらに、そう考える根拠や反証など、7つのステップを踏みながら“点検”する。思い込んでいたり、深読みしすぎたり。気分が晴れた体験を積み重ね、緊張をほぐし、最終的には考え方のクセを根本から変えるのが目標で、薬物療法と同じ効果があるという。

