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【芥川賞一問一答】「日本の若者、 挫折が足りない」楊逸さん (1/4ページ)

2008.7.15 22:33
第39回芥川賞を受賞した楊逸さん(左)=15日午後、東京・千代宇田区の東京會舘(大西史朗撮影)第39回芥川賞を受賞した楊逸さん(左)=15日午後、東京・千代宇田区の東京會舘(大西史朗撮影)

 第139回芥川賞を受賞した楊逸(ヤン・イー)さんは15日夜、東京・丸の内の東京会館で記者会見し、喜びを語った。報道陣との一問一答は以下の通り。

 《楊さんは、銀色のラメが光る紫色のワンピースに白いハイヒール姿で登場、やや紅潮して着席。会見は日本語で行われた》

 「皆さんこんばんは。楊逸と申します、このたび日本で小説を評価していただきましたこと、すごい感激しています。受賞できたことをすごいうれしく思っています」

 −−中国人として初めての芥川賞受賞ということですが、どういうふうに受け止めますか

 「すごい幸せ者だなあと思いました」

 −−中国が舞台の作品ですが

 「そのこともうれしい。この小説を書くについて、私、いろんな思いがあって、それを書いて評価していただいたということに感動しています。小説に入っている思いというのも、皆さんに伝わったかなと思っています」

 −−受賞の知らせを受けて、家族はなんと

 「受賞してから連絡したのは妹だけです。九州に住んでいます。妹には『勘違いではないのか』と言われまして、一瞬私もそう思いました」

 −−子供たちは

 「子供たちは喜んでいました。『よかったねー』って」

 《初めて緊張が解けたように、笑顔となる》

 −−作品で一番言いたかったのは

 「中国で約23年育ったのですが、日本へ来てから、他の国で自分の国をみたその感覚を書き込んだ。たぶんそれを評価していただいたのかなと」

 −−この小説を翻訳して中国の人に読んでほしいですか

 「もちろんです」

 −−天安門事件が描かれている。中国の人にとっては大変な事件だと思います。それをテーマの一つに選んだのはどういう理由から?

 「私が今まで生きてきて、私自身に一番影響を与えたことだと思っています」

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第39回芥川賞を受賞した楊逸さん(左)=15日午後、東京・千代宇田区の東京會舘(大西史朗撮影)
中国人作家として初の芥川賞を受賞し、多くの報道陣の前で記者会見する楊逸さん=15日夜、東京・丸の内の東京会館
第139回芥川賞・直木賞。芥川賞を受賞した楊逸さん(左)と直木賞を受賞した井上荒野さん=15日午後、東京・千代田区の東京会館(大西史朗撮影)
中国人作家として初の芥川賞を受賞し、笑顔で記者会見する楊逸さん=15日夜、東京・丸の内の東京会館
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