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【週末読む、観る(4)】本谷有希子『グ、ア、ム』 (4/4ページ)
■【児童書書評(2)】赤木かん子編著『自然とかがくの絵本・総解説』(自由国民社・1890円)
○評・続木美和子(「絵本と童話 本の家」店主)
『絵本子どもの本・総解説』の“別冊”で、自然科学系の本のブックガイドです。科学の本といっても、写真や印刷の技術の進歩によって、見せ方もどんどん変わり、美しく、わかりやすくなっています。
恐竜や昆虫などは好きだけど、物語が苦手な子どもの読み聞かせに最適な絵本も紹介されています。自然と科学の絵本だけで600冊! こんなブックガイドを待ってました!!
また、小学校で盛んに行われている、「調べ学習」にも使える本がたくさんあります。子供たちは、「図鑑」や「百科事典」が大好きです。“百科事典”“目次”“索引”を解説すれば、1年生でもわかるそうです。
例えば、百科事典は、何か知りたいときや、何かを調べたいとき、最初に引かなくてはいけないものだということを知っていましたか? 大人は子どもたちに、「〜を調べなさい」とほうり出す前に、これらのことを説明してやってください。
著者の赤木かん子さんは今、学校図書室の改装をはじめとした図書館づくりのノウハウづくりと、「調べ学習」を子どもたちに解説する活動を盛んに行っています。
彼女は言います。「図書館というところは『学術機関』のひとつです。そしてそこは、いままでの人類が創(つく)ってきたものを、収集し、分類し、研究し、そうして、私たちにフィードバックしてくれるところなのです」
何かを知りたい時には、図書館に行くのが一番です。だからこそ、そこに置く本はケチってほしくないですし、より良い本、つまりこのブックガイドに載っているような本を推薦したいのです。
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あかぎ・かんこ 児童文学評論家。長野県松本市生まれ。法政大卒。著書に『こちら本の探偵です』『図書館ってどんなところなの?』など。