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【読む、観る(3)】歴史を変えた改革指導者『ゴルバチョフ・ファクター』ほか (5/5ページ)
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■中書評(2)
安本美典著『「邪馬台国畿内説」徹底批判』
邪馬台国が畿内にあったのか九州にあったのかは、長い論争が続いている。しかし、最近は畿内説が有力になってきて、畿内にあったことを前提に議論がなされるといった傾向もみられる。そこに待ったをかけているのが著者である。その最新学説を集大成し、邪馬台国畿内説を木っ端みじんに批判しているのが本書。
著者は畿内説が科学的手法によらずになされていること、事実を検証しない思い込みによっていること、さらにはマスコミも巻き込んで、畿内説が常識という空気をつくっていることを指摘、これは旧石器捏造(ねつぞう)事件と変わりがなく、共同幻想だと批判する。
著者は北九州説だが、それについても文献や材料を詳細に分析して説明している。論争に古くて新しい一石を投じる。
(勉誠出版・2940円)