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【読む、観る(3)】歴史を変えた改革指導者『ゴルバチョフ・ファクター』ほか (2/5ページ)
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一方、林トモアキ著『ミスマルカ興国物語』シリーズ(角川スニーカー文庫)は、父親から留守中の国を任された王子が大国の侵略に直面し、戦いを回避しようとする様子をユーモラスに描いた異世界ファンタジーだ。乱世を背景にしているが、女好きでぐーたらな王子を筆頭に、メード姿の武人などライトノベルらしいキャラや道具立ても満載で、外連味(けれんみ)たっぷりの物語に仕上がっている。
■ビジネス書 峰如之介(ビジネスジャーナリスト)
マッテオ・モッテルリーニ著『経済は感情で動く』(泉典子訳/紀伊国屋書店)は、経済が動く原理を心理学的視点から理解できる本。経済が人間の営みである以上、私たちの見識や認識が影響を与えるのは当たり前だが、本書は行動経済学の観点からビジネスの〈不思議〉を解き明かす。
近年、インターネットを活用したオンライン・トレーディングが人気を集めているが、アメリカの大学では「株の売買を激しく行う投資家ほど成績が悪い」という研究結果が出された。その理由は〈慢心と操作能力の過信〉が利益の減少につながっているからだ。
お金についての錯覚、損をする心理、経験の落とし穴など私たちが日常的に遭遇する一般的な経済行動をケーススタディーに行動分析を行い、心理学用語の解説や練習問題、教訓までもが編集されている盛りだくさんの経済本。
東京管理職ユニオン監修『偽装管理職』(ポプラ社)は、社会問題となった管理職問題にメスを入れて働く権利と意味を問いかける本。管理職問題は特定企業に限定されるものではなく、本書ではコーヒーショップ、医薬品メーカー、大手外食チェーンなど、幅広い業種業態の真相を克明に分析している。