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【手帖】
佐藤優vs村上正邦 出版記念トークショー
かたや“参議院のドン”といわれ、上告棄却の決定を受け収監直前の村上正邦・元労相、こなた“外務省のラスプーチン”と呼ばれ、上告中の佐藤優・起訴休職外務事務官。そんな2人による共著『大和ごころ入門』(扶桑社・1680円)が発売され、11日、トークショーを行った。
2人は東京拘置所で同じフロアの独房に入っていた“仲”。保釈された村上が佐藤にリンゴを差し入れたことが、距離を縮めたきっかけだった。佐藤は2人の共通点として、「国のために一生懸命仕事をしてきたが、国によって犯罪者だと断罪され、排除された。それでも国のことが、そして僕は官僚のことが、村上さんは政治家のことが好きなんです」と話す。同書のなかで佐藤は、日本を改革する「処方箋(せん)」は「過去の日本人の英知から虚心坦懐(たんかい)に学ぶこと」との持論を展開。2人は日本の国体を考える原点を奈良・吉野、そして南朝に求め、後醍醐天皇陵を訪ね、皇統の意義について語り合った。これを1年以上かけて校正して本書を作り上げたという。