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【書評】『人は“口ぐせ”から老化する』佐藤富雄著
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■ポジティブな言葉で好循環
「年齢より老けて見える人と、若く見える人がいます。何が違うのでしょうか?」
76歳の今も新しい夢を実現すべく日々学習を続け、スキーや狩猟をアクティブに楽しむ著者にこんな質問をしたのが、この本を出版するきっかけになりました。「誰だって加齢は避けられません。しかし老化は抑えられます」と著者はいいます。米国の最新アンチエイジング研究のエッセンスから導いた「老けない生き方」を自ら実践、50歳の体力・気力を維持する著者が、心と身体の習慣をわかりやすく紹介しました。
私たちの身体は口ぐせ、どんな言葉を口にしているかに支配されています。普段から「自分は若い」といっている人は意識も若くなり、脳がいきいきとします。すると身体を動かしたいという気持ちが自然に生まれ、行動が変わります。逆に「年だから」と否定的な言葉ばかりを使っていては老けてしまいます。
また、この本で紹介するように1秒に2歩のペースで歩けば、成長ホルモン、サイトカイン10や、脳を“快”の状態にするベータエンドルフィン、希望のホルモンといわれるドーパミンがいくつになってもふんだんに分泌されます。こうなると身も心も若返り、さらにポジティブな言葉を口にするようになります。これが「老けない人」の好循環です。
日ごろなにげなくつぶやいている言葉をちょっと見つめ直すだけで、10歳、あるいは著者のように20歳若返るキッカケをつかむことは十分に可能なのです。(青春出版社・1365円)
青春出版社プライム涌光 村松基宏

