MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 文化 皇室学術アートブックス囲碁将棋写真RSS feed

【週末読む、観る】◇花田紀凱の週刊誌ウオッチング◇

2008.3.23 10:01
このニュースのトピックス週末読む・観る

 「福田政権『脳死状態』でニッポンは全身マヒ」

 「もはや『脳死状態』という福田内閣『総辞職』のタイミング」

 前者が『週刊文春』、後者が『週刊新潮』(ともに3月27日号)、同じく、福田内閣を「脳死状態」と決めつけている。タイトルの強さは『週刊新潮』だが中身は大差ナシ。新味もナシ。

〈「“7月のサミットまでは福田”という意見が大勢を占めています」「意外に早く福田さんは政権を投げ出すかもしれない」〉(『新潮』)

 いったいどっちなんだ、ハッキリしろと言いたくなる。

 新銀行東京、いわゆる“慎太郎銀行”について、実は追及さるべきもうひとりの「戦犯」がいると指摘するのは、ジャーナリストの上杉隆さん。

 『週刊朝日』(3月28日号)「裕次郎も泣いている 元役員らが証言 石原絶対王政が招いたデタラメ経営」のなかの囲み記事。

〈なぜ、その「戦犯」である銀行が問題視されないのか不思議でならない〉。

 どういうことか。

 〈90年代後半、バブル崩壊のあおりを受けて倒産寸前に陥っていた銀行を、政府は公的資金注入という「禁じ手」によって救った。それまで散々、中小企業への「貸し渋り」や「貸し剥(は)がし」によって弱者イジメを繰り返し、何人もの経営者を自殺に追い込んだ銀行への政府救済に、当時、庶民の不満は大いに高まった〉

 そこへ目をつけたのが石原都知事で、まず銀行に「銀行税」を課し、次に中小企業を救うために新銀行東京を設立した。銀行側はただちに反撃に出る。

 〈これまで融資を渋っていた中小企業に対して、いきなり有利な条件での融資を提示し始めたのだ〉

 だからといって石原知事の責任は免れるものではないが、この問題を判断する上では貴重なヒントだ。

(『WiLL』編集長)

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。