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赤毛のアン、誕生100年 人気なお…名訳を新装 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:文学・書籍
原文が抜けた理由は不明だ。村岡は昭和14年、カナダ人宣教師から原書を贈られた。戦時中の灯火管制のもとで訳し続け、単行本(三笠書房)の出版にこぎつけたのは27年5月。美枝さんは「紙の調達が難しかった当時の状況も影響したのでは」と推測する。「祖母の訳は戦後の何もない時代に女性の心をつかんでベストセラーになった。夢や希望を呼び込む力を描いたアンの物語は、いまも大勢の人に受け入れられるはず」と新装効果に期待している。
◆イベントも続々
ほかに、作者モンゴメリのゆかりの品を集めた赤毛のアン展が6月から東京や名古屋など全国を巡回する。直筆原稿や作中の服装展示などで作品世界に親しむ。主催者側は「自立する女性を描いた赤毛のアンには熱狂的なファンが多い。今年はいろいろなイベントでさらに人気が高まるのでは。読書離れが進む中、本に目を向けることにもつながってほしい」と期待する。
NHKでは、原書を読む語学番組が4月から放送される。劇団四季は現在上演中のミュージカルを、当初の予定から1カ月延長することを決めた。また、映画のDVD発売や感想文コンテストなども行われる。

