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【eye】「主婦の友」91年の歴史に幕 曲がり角迎えた女性誌 (2/2ページ)
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誌面刷新を重ねながら、創刊103年。高度経済成長期の主力読者は20代で、新妻の心得、新婚旅行のおしゃれなど結婚を年6回も特集したこともあったそうだ。1日発売の最新号からは「ベルファム」(美しい人)をテーマに全面リニューアル。編集長の今田(こんた)龍子さんは「雑誌は時代の中でしか生きられない。変わらないのは、年齢を重ねるほど美しく咲き続ける女性像を、読者とともに求めることです」と語る。
≪「主婦」に違和感≫
もちろん、「主婦の友」も誌面に世相を反映させてきた。平成に入って部数が10万を切り、休刊の危機に陥ったとき、編集長に抜擢(ばってき)されたのが村田さんだった。生活情報に特化して誌面を刷新。表紙も従来の女優写真をやめ、スーパーのチラシのようなイメージに。2年後には60万部にまで持ち直した。
当時の状況について、村田さんは「当時はバブル崩壊後で『お母さんが頑張らなくちゃ』というような『主婦』の再発見があった」と振り返る。だが現在は「未婚、晩婚化が進み、仕事や子供の有無にかかわらず、ひとりの女性として輝いているかどうかに重きをおく。いま読者層の中心である30歳前後の女性に、『主婦』は違和感があるようです」。
「女性自身」「微笑」の元編集長で評論家の櫻井秀勲さんは「時代が移り、家計簿をつづるような“主婦”がわずかになったということでしょう。『主婦の友』の編集部からは、のちに学研を起こしたり、集英社で『明星』を発刊したりするすばらしい人たちが出た。多くを生み出した雑誌だった」と話す。
価値観やライフスタイルの変化は続く。昨春あたりから20代後半−50代向けに高級路線を打ち出した女性誌が相次いで創刊している。そのなかに、22世紀を迎える雑誌はいくつあるだろうか。


