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【パーティー鑑賞】「乳と卵」の芥川賞・直木賞贈呈式 (1/3ページ)
会場はまさに、人、人、人…。過去最多となる来訪者で立錐(りっすい)の余地もないほどだった第138回芥川賞・直木賞の贈呈式。芥川賞は川上未映子、直木賞は桜庭一樹という女性2人が受賞した今回は、過去に芥川賞最年少受賞で耳目を集めた金原ひとみ、綿谷りさの贈呈式をしのぐ盛況ぶり。受賞者も川上は「ミュウミュウのイカス・ドレス&コート」(川上のブログ『純粋悲性批判』より)、桜庭は「母が着物を買って」(週刊文春2月21日号)と、ともに華やかな装いだった。
川上未映子のあいさつ
《緑地に金糸をあしらったミニのドレスが、カメラのフラッシュを浴びて輝く》
このたびは素晴らしい賞をありがとうございます。まだ書き始めたばっかりなので、自分がどういうことを書けるのか、次もちゃんと書けるのか、読んでもらって意味のあるものになるかどうかはわからなくて、自信もなくて。まだ小説は2作目なのに、こんな素晴らしい新人賞をいただいて、背中を押してもらった気持ちでいます。
《言葉を選びながら、それでもしっかり来訪者を見つめる眼には意志の強さがあらわれる》
小説は読んでもらって初めて呼吸するものだと思います。小説に限らず、表現は見てもらう人が鏡になって、それがいろんなところに反射して光を放つもの。険しくて激しい道だと思いますが、頑張ってたくさん、丁寧に、体力をつけて書いていけたらいいなと思います。
《最後には過去の作品を掲載してきた出版社や雑誌を挙げ、さらに読者に謝辞を述べた。その眼には、光るものがあった》












