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【週末読む、観る】花田紀凱の週刊誌ウオッチング
世界同時株安で不安感が広がっているのを受けて、各誌、経済ネタに力を入れている。
『週刊朝日』(2月8日号)は特集で「ニッポン経済、没落へ」。
「ミスター円」と呼ばれた榊原英資早大教授が「『大衆迎合』の政策が日本を滅ぼす!」と警告。
〈(日本経済は)これから相当深刻な景気後退に入っていく〉〈外国人投資家が日本市場に見向きもしなくなりました〉
原因は福田政権が〈改革に逆行〉〈ほったらかしの財政赤字〉〈消費税論議を回避〉しているからで〈こうした姿勢をとらえて、海外では「ノーアクション(無策)」と評されています〉。
で、どうすれば?
〈無理に減税しようとしても、国民は「財政赤字から考えて、いずれ増税する」と連想し、減税分を消費に回すことはしないでしょう。財政政策は効かないんです。となれば株価を上げるには政権交代がいちばん〉
で、続く特集が「株価が上がる次期首相は?」。識者6人に聞くと、Aがいちばん多いのは小泉純一郎元総理。今月号の『WiLL』では飯島勲元小泉総理秘書官が「小泉再登板はある!」と語っているのだが。
『週刊ポスト』(2月8日号)では張富士夫氏(日本自動車工業会会長・トヨタ自動車会長)が楽観論を。「日本経済は上がっていく! 株価暴落でも動くな」。
〈日本の企業は逆境に強いし、そんなに心配していません。90年代半ばに急速に円高が進んで一時的に1ドル=80円を割り込みましたが、そんな危機的な状況下でも歯を食いしばってがんばって乗り越えてきた。それで企業体質もものすごく強くなった〉
『週刊新潮』(2月7日号)、今号も絶好調。「秋田『連続児童殺害』事件『心の闇』を綴(つづ)った『鈴香の日記』」。麻原彰晃四女の手記第2弾「獄中の父が『詐病』と悟った瞬間」。ともに読ませる。
(『WiLL』編集長)