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【プレーバック談話室】(7)「日本知るのに重宝な小冊子」隠れたベストセラー
この投書の掲載後、産経新聞の読者サービス室にも「どこで手に入るのか知りたい」との問い合わせがあった。
この冊子を発行したのは「神社本庁」(東京都渋谷区)で、「日本の祝日−」は2年前に制作され、神社の社頭に置くなどして希望者に無料配布。「隠れたベストセラー」的存在で、これまで52万部を刷ったという。
冊子では、上田さんの投書にあったように、1年間に15ある祝日が、それぞれ150文字程度と簡潔に解説されている。たとえば最近政府の「ハッピーマンデー」制度で10月の第2月曜日になってしまった「体育の日」は、昭和39年の東京オリンピックの開会式があった10月10日を記念して制定されたことや、日本書紀の記述にあった神武天皇が橿原の宮に即位したという日を太陽暦に直し、建国記念の日(2月11日)にしたことなど、祝日の由来が説明されている。特に若い子育て世代に読んでもらえるよう、かわいいイラストがついているのも人気の理由だろう。
「国際化が進む今だからこそ、こうした祝日の由来を知り、日本人としての軸足をしっかりともっていただけたら」と神社本庁教化部の渡辺剛さん。投書を寄せた上田さんも「冊子を読み、祝日制定のいきさつを知れば、もっと意義深く過ごせるような気がします」と話している。
■子供たちに配布を
(元会社員、上田真弓=47)
市内のある神社を訪ねたら社殿のさい銭箱近くに『日本の祝日と国旗・国歌のハンドブック』という小冊子が置いてあった。一部いただいてきたが、これが大変よい。
日本の祝日すべてについて、その由来と意味が書かれている。また国旗・国歌についてその意味や、いつごろできたのかも書かれている。国旗の揚げ方の説明もある。
日本の面積や人口、国花はヤマザクラ、国鳥はキジ、国蝶はオオムラサキといった説明や平均寿命・出生率・食料自給率・国連分担金などの他国との比較も載っている。
わずか8ページのこの小さな冊子一冊あれば、日本についてよく分かるようになっている。どこが発行している冊子なのか分からないが、ぜひ各家庭に一冊、子供たちにはみんなに配布してほしい。
最近は祝日を移動させて、秋に連休を作ろうとする浅はかな国会議員たちもいるようであるから、国会議員の全員にも配布して、祝日の意義を勉強してもらうのもよい。
(千葉県成田市=5月29日掲載)

