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伊藤博文が揮毫の萩焼茶碗、萩博物館で公開
初代首相の伊藤博文が揮毫(きごう)した萩焼の茶碗(わん)が、山口県萩市の萩博物館で開催中の特別展「伊藤博文とその時代」で展示されている。18日まで。
制作したのは、萩焼窯元の三輪家の8代当主で、幕末から明治時代にかけて活躍した雪山(1840〜1921年)。萩焼の人間国宝、壽雪さん(99)の祖父に当たる。
美しいびわ色の碗の内底にしっかりとした筆致で「寿」としたためられ、博文の号「春畝」が添えられている。青年期を萩で過ごした博文はその後、明治24、32年の2回、萩に帰省しており、このいずれかの際に三輪家に立ち寄って書いたとみられる。
樋口尚樹副館長は「博文ら松下村塾の門下生たちと、塾の近くに窯を構える三輪家との交流を示す興味深い資料」と話している。
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