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「ジュリアン・オピー展」東京・谷中 気鋭の美術作家に落ち着き (1/2ページ)
このニュースのトピックス:美術・芸術
人物がまばたきしたりする“動く絵画“などで人気の高いイギリスを代表する現代美術作家、ジュリアン・オピーの展覧会が、東京・谷中のギャラリーで開かれている。個展のたびに新しい展開を見せる作家は今回、近・新作13点を発表。これまでの軽快なイメージから落ち着いた雰囲気の重厚さが加わった。
ある女性の肖像作品を見ていると突然女性がまばたきをし、背景に鳥が飛んできては画面から消えていく。「ワー」などと、はしゃいでいる人もいる。何も知らずに見たらさぞかし驚くだろう。目の部分や背景の動きは、コンピューターでプログラムされて動くのだ。
オピーといえば、頭部を丸い円で表現したり、目玉も点だったりと極めて単純化した人物や風景を太い輪郭線で表現した軽快な平面作品で知られる。
今回は一転、黒や赤の色面に包まれより重く、肖像画的な要素が盛り込まれた。
たとえば、「Maria in the garden」では、立っている女性だけではなく、背景の古めかしい建物まで詳細に表現された。「Ika in a purple dress」では、レンブラントの肖像画ではないが、暗く重厚にした背景から人物が浮かび上がるような表現に。これまで背景がなかったりシンプルに単色だったが、背景も重厚な色彩で大きくイメージを変えた。
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