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【写真劇場】新1年生入学 今年もトカラに「希望の星」 (2/3ページ)
悪石島の児童・生徒は全員地元民の子供たちだが、ほかの島では、離党留学生を受け入れるなどして学校の維持に努めているところもあるほど。母校と島の社会を維持するために、厳しい現実が忍び寄っている。
悪石島の小中併設校の入学式には、島民全員が出席して、新入生の成長に目を細めた。2人の入学は、学校の、ひいては島の暮らしが今まで通り続くことを意味する「希望の光」でもあった。
■シーン2 人口の1割入れ替わり 春に訪れる「離党の宿命」
フェリーの出航を告げる霧笛の中を、それまで勤務していた学校の校歌を歌う野太い声が響いた。「平島(たいらじま)の星となれ」などと、別れを惜しむ横断幕が桟橋に揺れる。鹿児島港南埠頭は、これからトカラ列島に赴任する教員や家族を見送る人々であふれていた。
高校がないトカラ列島の島々では、中学の卒業式を終えた子供たちは15歳で親元を離れる。20代の人口比率が5%にも満たないのは、島に産業が乏しく、帰って来る子供たちがほとんどいないためだ。

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