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【集う】片岡鶴太郎展’09レセプション
■6日、東京都豊島区の池袋三越
役者だけでなく画家としても活躍している片岡鶴太郎さん(54)は、今年で「画業14年目」を迎えた。開催中の個展では、花や小猫をモチーフにした絵をはじめ、着物染め付けや陶器など100点以上が展示され、その多才ぶりがうかがえる。山種美術館(東京都千代田区)の山崎富治名誉館長は、「多方面にめざましい手腕を発揮するという意味の言葉『八面六臂(ろっぴ)』がぴったり」と評した。
美術館に足を運んだことさえなかった片岡さんを絵の世界に引き込んだのは、ツバキのりんとした姿だった。「2月の寒い朝に赤い花が目に入った。隣家の奥さんにツバキと教えられ『このツバキが描ける人になりたい』と思った。ツバキは7、8分咲きでストンと落ち、必ず上を向いて着地する。死しても美しいその姿に、自分もそう生きたいと感銘を受けたのです」
6日、開催されたレセプションには、各界から約300人が詰めかけた。発明家のドクター中松氏は「彼は天才。普通の人にはない才能の持ち主ですね」と話した。
絵とともに温厚な人柄に引かれる人が多い。片岡さんの墨彩画教室に通う安倍晋三元首相の昭恵夫人は自身のホームページに「どんなにうまく描けなかったなあと思っても必ず良いところを見つけて褒めてくださる。それも心の底から」とつづっている。
静岡市から来た小学5年生の知久尚斗(ちく・なおと)君(11)。昨年12月から毎週末に絵手紙を送り続けている。今回、念願の対面を果たし、「これからも頑張れといわれてうれしかった」と目を輝かせた。
「沢山の方々とご縁を頂き今が在る あなたによって始まった今のわたくし 椿さま」(片岡さんの墨書「椿さま」より)
同展は15日まで。山梨県甲府市の岡島百貨店でも開催(26−4月7日)。
(伊藤徳裕)

