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静物画の魅力たっぷり ウィーン美術史美術館展開幕
オーストリアのハプスブルグ家秘蔵の絵画を集めたウィーン美術史美術館の所蔵品を紹介する「静物画の秘密展」(産経新聞社など主催)が6日、神戸市中央区の兵庫県立美術館で始まり、訪れた人々は静かで落ち着いた魅力をたたえた名品に見入っていた。
ウィーン美術史美術館は、ハプスブルグ家の400年にわたる遺産をもとに開館した。今回は、その膨大なコレクションの中から静物画や肖像画など75点を厳選。ベラスケスやルーベンスなど16〜18世紀の画家の作品を中心に展示している。ベラスケスの代表作で、愛らしい少女を精巧な筆致で描いた「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」は日本初公開。依頼者の社会的地位や宗教的な寓意など、静物画に秘められた物語をひもときながら、魅力を紹介している。
神戸市東灘区から訪れた造形作家、築山有城さん(32)は「400年も前なのに、絵の中には今と同じ空が描かれていて、安心した。写真がなかった当時、自然を再現しようとした画家たちの情熱を感じた」と話していた。
3月29日まで。入場料は一般1300円、高校・大学生900円、小中学生500円。問い合わせは同館(電)078・262・0901。
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