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アニメの奇才 戦後昭和史を舞台で結実 舞台「鉄人28号」 脚本・演出 押井守さんインタビュー (1/4ページ)

2008.12.26 20:34
このニュースのトピックスロボット
「鉄人を作りたくて(舞台の仕事を)引き受けた」と話すアニメーション界の奇才、押井守さん=東京・新宿の村スタジオ(瀧誠四郎撮影)「鉄人を作りたくて(舞台の仕事を)引き受けた」と話すアニメーション界の奇才、押井守さん=東京・新宿の村スタジオ(瀧誠四郎撮影)

 漫画家の横山光輝(みつてる、1934〜2004)が生み出した巨大ロボットの元祖「鉄人28号」が、アニメーション界の鬼才・押井守によって舞台化される。アニメや実写映画の監督として世界に知られる押井だが舞台演出は初体験。「ずっと宝塚をやりたかった」という演劇への関心と、いくつもの作品で描いてきた戦後昭和史へのこだわりが、鉄人という有名キャラクターの上に結実した異色の舞台になりそうだ。

 ■演劇をやりたかった

 08年公開の「スカイ・クロラ」をはじめ数々のアニメ作品を作り、「立喰師(たちぐいし)列伝」のような実写映画も撮ってきた。小説も書き、愛知万博のパビリオン演出にも携わったが、舞台演出の経験はなく、「いつか演劇を手がけてみたかった」。

 やると決まり、思いついたのが宝塚歌劇。ドラマがあって歌がある演出は「劇的な舞台構成が可能でメリハリを出せる」。映画では行えなかった演出を試せる方法と考えた。演目には、過去にアニメ化を企画しながら実現しなかった「鉄人28号」が浮上。「子供のころから『鉄腕アトム』より好きだった」。また、押井にとって鉄人は、過去に自作で取り上げてきた戦後を語り直す上で、最適の素材でもあった。

このニュースの写真

「鉄人を作りたくて(舞台の仕事を)引き受けた」と話すアニメーション界の奇才、押井守さん=東京・新宿の村スタジオ(瀧誠四郎撮影)
【ステージドア】制作発表に出席した押井(左端)と出演者の(右から)サンプラザ中野くん、池田成志、南果歩、ダイアモンド☆ユカイ(提供写真)
【ステージドア】原作のデザインを生かした鉄人28号グッズ
【ステージドア】今舞台のイラストレーター、未弥純のイメージデザイン(梅田芸術劇場提供)

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