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【京のいろ】神護寺 深まる秋 もうひとつの時間 (1/4ページ)

2008.11.24 19:28
【京のいろ】神護寺の金堂から見下ろした五大堂(手前)と毘沙門堂(奥)。ともに銅板葺き。緑青の屋根と燃えるような楓が鮮やかな対比を見せる=京都市右京区【京のいろ】神護寺の金堂から見下ろした五大堂(手前)と毘沙門堂(奥)。ともに銅板葺き。緑青の屋根と燃えるような楓が鮮やかな対比を見せる=京都市右京区

 11月も中旬を過ぎると、京都の楓(かえで)は赤、黄…と燃えるように色づく。そんな京を代表する紅葉の名所が、高雄(たかお)山の中腹にある古刹(こさつ)、神護寺だ。初めて訪ねたのは学生時代。ちょうど今ごろだった。傾斜地に建てられた伽藍(がらん)や参道に寄り添うように、錦繍(きんしゅう)に彩られていたのが、数十年経た今も心に残る。境内へは高雄のバス停から、楓に包み込まれた細い坂道を清滝(きよたき)川まで下りる。川に架かる色鮮やかな朱塗りの橋が高雄橋。山門へと続く参道は、切石(きりいし)の急な石段が約350段続く。途中、何度も息切れそうになり足を止め、紅葉を仰ぎ見る。ふと気づいた。苔(こけ)むしたこの石段こそ、神護寺の美しい紅葉を参詣者に印象づける装置ではないのか−と。

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【京のいろ】神護寺の金堂から見下ろした五大堂(手前)と毘沙門堂(奥)。ともに銅板葺き。緑青の屋根と燃えるような楓が鮮やかな対比を見せる=京都市右京区
【京のいろ】紅葉の見ごろを迎えた高尾山中腹にある神護寺の遠望。北山杉の深い緑が紅葉をいっそう際立たせる。中央右上の大屋根が金堂。五大堂、毘沙門堂、書院、山門などの伽藍が展開する=11月19日、京都市右京区(本社へりから)
【京のいろ】参詣者でにぎわう神護寺の参道。石段の切石は平安時代に都から高雄まで運ばれてきた=京都市右京区(加藤孝規撮影)
【京のいろ】1623(元和9)年ごろに再建された五大堂。軒下の木組みにも紅葉が映えて美しい=京都市右京区の神護寺
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